日大卒業生

オッサン、追い込みかけられる。

年齢差別、老害排除、あるいは単純に嫌悪対象。追い込みをかけられたオッサンと言えば、楽勝にカモれる弱々しイメージもできあがり、隅っこで震えている奴よくいる、と、流れ的にも同情されない。

高校は日大だった。現在は共学になっているようだが個人的にアナウンスされたわけでもなく内容は知らない。オッサンが卒業したのは男子高の時代だったが学友は一人も思い出せない、オッサンの記憶力はその程度だが、当時の体験した場面が鮮明すぎて勝手に聞こえていたはなしが頂点の記憶になっている。

今のところ日大コーチ、監督が生徒を思わない指導者として世間を賑わしているが、当時の校風を知るものとしては問題視されても疑問もなく違和感もない。
人をヒエラルキーで見分け決め付けるのは判断基準のひとつでしかないとは思う。社会全体からみて体験として自然に身につけていった考えが多様化するのは当たり前の事だろう。
しかしながら考えが身につけるのに多くの時間を費やし、世間とのずれすら気づかせない人格に陥った今となっては、学校の存在が大きく、学んだ学生も将来、人情のない指導者になる下地を作った共犯者に過ぎない。

全てが万事、ここから始まったとオッサンになったから気づいたのか?オッサンになるまで気が付かなかったのか。どっちなのかわからないが、
いまさらながら消えかけていた不愉快が鮮明になってくるしょうもなさに、抑圧されたものたちのはけ口にされているオッサンは限界で
泣きっ面に蜂だ。